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テーマパークは、特定のテーマを基調とし、施設全体でそのテーマを演出する大規模なレジャー施設のことです。例えば、東京ディズニーランドは、ミッキーマウスといったキャラクター等、ウォルトディズニーの作品の世界観を形にした施設。7つのテーマで構成されており、ヴィクトリア時代をテーマにしたワールドバザール、ジャングルの冒険をテーマにしたアドベンチャーランド、19世紀の開拓時代をテーマにしたウエスタンランドなど、テーマに合わせて徹底した施設作りをしています。そのため施設に入場した途端、テーマの世界観に入り込んだような雰囲気が楽しめるのです。

なお、遊園地をテーマパークだと考える方は多いですが、遊園地は「テーマパークの定義」である「特定のテーマを基調とし施設全体でそのテーマを演出する」に該当しないため、テーマパークではありません。遊園地は、観覧車やメリーゴーランドなどの遊戯が3種類以上あり、お金を支払うことで利用できる遊戯施設のことを指します。しかし、遊園地の要素を備えたテーマパークが多いこと、また、テーマを掲げた遊園地も多いことから、その線引きが曖昧な状態で「テーマパーク」という言葉が使われているのが現状です。

日本初のテーマパークは、高度経済成長期の1965年（昭和40年）に愛知県犬山市に建設された「博物館明治村」だと言われています。博物館明治村は明治時代の建造物が移築されており、園内ではレトロな衣装を着ることができるなど、明治時代を体験できるテーマパーク。博物館明治村を皮切りに、各地でテーマパークが開園されるようになりました。そして1983年（昭和58年）4月には、千葉県浦安市で「東京ディズニーランド」が開園し、その年の年末までに来場者数が800万人を超え、テーマパークとして大成功をおさめます。その人気は、世の中に「テーマパーク」という言葉が広まるきっかけとなりました。東京ディズニーランドの人気を受けて、1990年代前半まで全国各地でテーマパークの建築ラッシュとなります。そして、2000年（平成12年）を過ぎた頃には、食べ物をテーマにした施設や仕事をテーマにした体験型施設など、多様なテーマパークが誕生しました。

テーマパークは様々な種類に分類できます。その種類を順に見ていきましょう。

日本のテーマパークには、年間どのくらいの人が入場しているのでしょうか。2019年度（令和元年度）の入場者数ランキングトップ5をご紹介します。

東京ディズニーランドのように老若男女が知っているメジャーなテーマパークから、地域の人達が通う小規模テーマパークまで、日本各地には様々なテーマパークが存在。ここでは、日本の主なテーマパークを地域別に一覧表にしました。

上記以外にも多くの魅力あるテーマパークがありますので、まずは近場のテーマパークに足を運んでみてはいかがでしょうか。

テーマの世界観の中で、私達を楽しませてくれるテーマパーク。日本には様々なテーマパークがありますので、まだ行ったことのないテーマパークを覗いてみることをオススメします。そんなときに役立つのが「ホームメイト・リサーチ」の「旅探」。テーマパークへ行ったことのある方々からの口コミや投稿写真・動画をたくさん掲載していますので、知らなかったテーマパークの雰囲気をよく知ることができます。

「旅探」の使い方は簡単！テーマパークの検索方法は、地域名やテーマパーク名、地図など様々なパターンから検索が可能。スマートフォンでは、現在地から簡単に検索することもできます。

テーマパークとは、特定のテーマを基調とし施設全体で演出する大規模なレジャー施設です。遊園地との大きな違いは、テーマの有無という点。テーマパークの種類には「遊園地型テーマパーク」「キャラクターに出会えるテーマパーク」「学習・体験型テーマパーク」がありますが、複数の種類を融合させた施設も。さらに「屋外型」「屋内型」と分類されることもあります。2019年度（令和元年度）の年間入場者数は東京ディズニーリゾート（東京ディズニーランド、東京ディズニーシー）がランキング1位です。世界的に見てもディズニーランドの入場者数が圧倒的に多く、テーマパークの代表的存在といっても過言ではありません。